7月5日(土)平和発明学園

今日の小山先生の「ヒット商品に学ぶアイデア発想法」は、『地場産業(本業)を生かしたアイデア商品を見る』という講演を頂きました。

 

①新潟県燕市(金属・銀食器)
下村企販株式会社では、今までプラスチックが主流だった「ドリッパー」をステンレスの線材で製作。
線材で出来ているのでドリップ時のガス抜けが良く、すっきりとした味わいに仕上がると好評。
線材だと、お湯を注いだ特にこぼれるのでは!?と思いますが、まったく心配無用だそうです。

 

②岐阜県関市(刃物)
長谷川刃物株式会社では1933年創業以来から培ってきた刃物加工技術を生かし、様々な商品を展開。
特に、切るたびに音が響く安心カバー付きはさみ「Casta カスタ ハサミ」は、ユニバーサルデザインを取り入れ、初めてはさみを使う乳幼児や握力の弱いお年寄りにも使えると好評。
 
③岐阜県関市(刃物)
足立工業株式会社は、理美容ハサミ、剃刀、替え刃および医療機器のメーカー。オリジナルデザインの美容ハサミは、国内外のプロフェッショナルに愛用されている。
爪やすりTooGは「爪には自律神経の働きを正す特効ツボが密集し、軽く刺激すれば血管や内臓の働きが断然強まる」という説に基づき開発した人気製品。
2つの底面に施されたすり鉢部分は、それぞれ荒削り面と仕上げ削り面になっています。また側面には、直線削りと爪裏磨きができる2種類のギザギザがあり、側面のふちに爪を引っ掛けるようにして本品を回すことで、爪の裏側まで簡単にお手入れが可能。

 

 

どんなに伝統のある会社でも、やはり新商品を開発しなければ企業の存続は難しいということです。
そのためにも、日頃から自社製品を取り巻く環境を常に意識しなければなりません。

様々な商品が溢れている現代でも、まだまだアイデアは商品生まれています。
そのためにも、日頃から色々な商品を見て触って下さい!既存の商品を見直してみると、きっと新しいアイデアが生まれますよ!!

 

次回は9月5日(土)開催!! お楽しみに!

6月1日(土)平和発明学園

今回から「知的財産学園」は「平和発明学園」として再出発しました!

 

今日の小山先生の「ヒット商品に学ぶアイデア発想法」は、『明治・大正時代のヒット商品を見る』という講演を頂きました。

 

①亀の子たわし
 ・明治41年に実用新案出願された「束子(西尾正左衛門)」。シュ

  ロやヤシの繊維を針金でねじって挟んで固定する。ブラシの材料に

  工夫を重ね、現在でも活かされ現代に至る。

②ゴム底の地下足袋
 ・大正11年に実用新案出願された「ゴム底地下足袋(石橋徳次

  郎)」。この考案には大正8年に先願があり、公報に明記されてい

  る。
 ・さらに遡ると、明治38年に「せん足袋底(島田直臣)の実用新案

  出願があり、「ゴム液を塗布した小片」を縫い付けたものである。
 ・その後、石橋徳次郎は日本足袋株式会社を設立
 ・なお弟の石橋正二郎は昭和6年に「ブリヂストンタイヤ」を創設。

③二又ソケット
 ・昭和2年に実用新案出願された「二又ソケット(松下幸之助)」。
 ・尋常小学校を4年で中退し、その後自転車店などでの丁稚奉公を経

  て、16歳の時に大阪電灯に入社。
 ・大正7年に「松下電気器具製作所」を創設し、「二又ソケット」や

  「自転車用電池ランプ」などがヒットし、経営が軌道に乗る

 

ヒット商品を見ると、すでに「先願があるものを改良したケース」が多いと言われています。
ヒットすれば、先願の発明者に対価を払ったとしても充分に利益が得られるため、先願を活用するのも一つの方法です。


また、吉村会長の「発明講話」では、「潜在意識の活用」について講演を頂きました。
日頃からアイデアがないか考え続けることで、色々なところから情報が入ってきます。また、その情報を元に新たなヒラメキが生まれることもあります。
ぜひ、潜在意識も活用してみましょう!

 

次回は7月6日(土)開催!! お楽しみに!

3月2日(土)知的財産学園

今日の小山先生の「ヒット商品に学ぶアイデア発想法」は、『多面的な観点から検討をしよう!』ということで、最近人気のある新しい「トイレブラシ」の解説して頂きました。
①今までの「トイレブラシ」の問題点
・便器の縁の裏が掃除しづらい
 ・収納ケースに戻すときに水が垂れる
 ・ブラシに汚れが入り込み不衛生
②課題の提供
・ブラシが便器内のカーブにぴったりフィットし、便器の縁の裏側に届いて汚れを落としやす、掃除をしやすくする。
・EVA樹脂製のブラシは水切れが良く、収納ケースに戻す際にしずくが落ちにくい。
・ブラシの長さや配列を変えて、ブラシの隙間に汚れが戻りにくくする。
③問題点を解消する形態作り
 ・ブラシの素材はEVA樹脂を使用する。
・ホルダーの柄に取り付けたEVA樹脂製による板状体の面に長短のブラシを配置する。
④期待される効果
・板状体の上部に設けたブラシが便器の縁の裏側にフィットし、洗いやすい。
・ブラシの水切れが良く、収納ケースに戻す際にしずくが落ちにくい。
・長短のブラシを配設したので、ブラシの間に汚れが残りにくい。
・したがって、トイレの掃除がしやすく、ブラシの汚れやしずくの垂を防ぎ、衛生的である。

このように一つの商品について、「課題の捉え方」や「課題を解消する形態のまとめ方」等を学ぶことはとても大切です。
そして、さらに発想法を活用すると、新しいアイデアを生むきっかけになります。

 

なかなかアイデアが浮かばない方は参考にして下さい。きっと良いアイデアが生まれますよ!!

 

また、吉村会長の「発明講話」と井上先生の「健康講座」も人気です!!

次回は6月1日(土)開催!! お楽しみに!

2月2日(土)知的財産学園

今日の小山先生の「ヒット商品に学ぶアイデア発想法」は、NHKの連続テレビ小説『まんぷく』のモデルとなった安藤百福の話。

 

①安藤は、いくつもの事業に手を出していた好奇心旺盛な発明家気質だった。

②戦後の闇市のラーメン屋台にできた長蛇の列を見て、ラーメンが家庭で簡単に作れるならば、需要があると見込み、自宅の裏庭に建てた小屋で "お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメン" の研究を始めた。

③安藤は開発にあたって「食品とはバランスだ。食品の開発は、たった一つしかない絶妙なバランスを発見するまで、これでもかこれでもかと追求する作業である」と悟っていた。

④大当たりしたは良かったが劣悪な模倣品がどっと市場に出てしまい、特許を開放してしまう…。

 

特許の開放によって、多くの真似が出たものの、先行の強みと開発力で今の地位を築いた日清。真摯な開発姿勢こそ発明成功の礎と言えます。

 

次回は3月2日(土)開催!! お楽しみに!