アイデア発想塾㉒

コモライフ株式会社(大阪市)が、お年寄りによる使用を想定し、販売している「火の元・戸締りチェッカー」。なぜか、ツイッター上で7万以上の「いいね」を獲得しています。


商品は、板状のプラスチック製パネルに長方形の枠が設けられ、「ガス」「電気」「玄関」などの単語が書いてあります。
枠の下には、つまみを上げ下げすると「○・×」の表示が切り替わるチェッカー部分が付いていて例えば電気を消したら「×」を「○」に切り替えます。

ネットショップなどでも取り扱われており、定価は1,058円(税込)。

 

開発のきっかけは、商品企画部長の長尾与志秀さんが、外出後に自宅の鍵を閉めたか分からなくなるなど、物忘れを疑う機会が増えたため、社員の親にヒアリングを実施。
「火の元や戸締まりができているか、外出先で不安になる」との本音を聞くことができ、商品化することになりました。


現在の利用者は、60~70代がほとんどのようですが、若い世代が使う「ツイッター」でのヒットは予想外。
ツイートには、「自分用に買いたい」「親にあげたい」といった声が寄せられました。
また、「個人的には、この機能では足りない」や「タグを書き換えて使いたい」などの意見もあったとか。


朝の出勤前などの余裕がない時には、どんなに若い人であっても注意がおろそかになるもの。
「他人事じゃない」という思いが広く共有され、ヒットにつながったと言えそうです。

 

 

情報量が圧倒的に増えたいま、商品ターゲットを絞り込むことは大切ですが、宣伝の仕方で意外なターゲットが生まれる可能性が充分にあります。
一つの商品であっても、いくつもの使い方を見出すことで、ターゲットは広がります。


もう一度、自分のアイデアグッズの使い方も見直してみませんか!?そして、ぜひコンクールへ応募しましょう!お待ちしております。